「転職?」
「私には関係ないよ」
そういう方、多いと思います。
45歳で転職した僕も、かつてはそうでした。
でも、この時代、今の仕事を一生続けるって保証ないですよね?
働き方が変わってきました。
「あんな仕事やってみようかな?」
「副業もやってみようかな?」
色々と選択肢が増えてきた!
そう思うんです。
働き方が変化している中、仕事を探す上で大事なことが2つあります。
どの仕事が自分に向いているの?
自分にはどんな強みがあるの?
この記事では、これらの探し方と探す上でのテクニックをご紹介します。
ジョブ型雇用の到来
終身雇用の時代は終わりを迎えている。
そんな話、聞いたことありますよね。
今までの企業は、一括で採用した新卒を会社の仕事はなんでもできるような人材に育ててきました。
そして、年功序列の給与体系で年齢と共に役職も給料も上がっていく仕組み。
僕も、そんな仕組みの会社で働いていました。
でも、時代はジョブ型雇用の時代です。
ジョブ型雇用って採用の仕方から終身雇用型と違います。
特定の職域で採用するんです。
例えば、即戦力となるマーケターやエンジニアなど。
企業は強みをはっきり自覚している人材を採用したいと思っています。
だから、転職の仕方が変わってきてる。
転職は何回してもいい時代
1回転職したら終わり。
再就職がゴール!
これが今までの転職でした。
そう、転職することが目的になっていたんです。
これからは、3から4回の転職が普通になってきます。
「でも、どうして?」
それは転職が目的ではなく手段になってくるから。
価値観が変わったんですね。
40代会社員の僕は、その変化を肌で感じています。
僕が20代の頃、会社の先輩達は、悠々自適な年金生活が約束されて定年退職していきました。
でも、今はどうでしょう。
言わずもがな、自己責任になりましたよね。
だから、会社に人生をあづける生きかたではなく、自分で人生を設計しないといけない。
自分が将来なりたい姿から逆算して転職する。
そして必要なスキルを都度、身につけていく。
これからは、必要ならば何回も転職する時代です!
マッチングする
転職は、自分の能力と向いている仕事をマッチングるすってこと。
そこで、ポイントになるのはこれですよね。
「自分には能力も実績もありません!」
「自分に何が向いているのかわかりません!」
「何をやればいいかわかりません!」
そう、自分の強みがわからない。
自分の強みがわからないから、思うんですよね。
失敗するんじゃないか?
後悔するんじゃないか?
その気持ちわかります!
でも、そう思うのは、あなたに強みがないわけではなく。
強みの探し方がわからないから。
自分の強みや向いている仕事がわかれば、転職への不安はなくなります!
自分の能力を知る
いきなりですが、タグ付けしてます?
#(ハッシュタグ)◯◯
#は何が便利かって、
#を使うことによって、情報を横串で検索できるようになった。
#で関連するジャンルのコンテンツを探すことができるんですよね。
例えば、僕は最近キャンプを始めたのでよくSNSで#検索します。
#キャンプ
#キャンプ場
企業が人材を探すとき、プロジェクトが人材を探す時、
まさに、横串で探します。
例えば、
デザイン力がある人
AIに詳しい人
だとしたら、自分はどんな#タグを持ってますか?ってことなんですね。
「…」
「#タグ、持ってない」
そうですよね。
安心してください。
#タグを探す時に次の5項目から探せば、きっとあなたのタグが見つかります!
- ポジション
- スキル
- 業種
- 経験
- 強み
あなたが採用されないのは無能だからじゃない、無タグだから!
それぞれのタグの例を、村上臣の著書「転職2.0」よりご紹介!
ポジション
- 法人営業
- プロジェクトマネジメント
- 商品開発
- エンジニア
- 生産管理
- リテール営業
- WEBマーケター
- プラダクトマネージャー
- 新規事業開発
- 広報担当
- 販売員
- 営業事務
- 証券アナリスト
- 経理担当
- 人事担当
- ブランドマネージャー
スキル
- 英語
- データ分析
- プログラミング
- 簿記
- 会計
- マーケティングスキル
- 統計分析
- 財務
- 法律
- ライティング
- 動画制作
- ファイナンシャルプランナー
- 内部統制
- 資格以外でもできること
業種
- 飲食
- アパレル
- 商社
- 不動産
- 金融
- 運送
- 製造
- 土木
- 建設
- サービス
- 銀行
- 証券
- 保険
- 教育
- 小売
- 卸売
- 医療
- 介護
- 福祉
- メディア
- 化学
- 鉄鋼
- 機械
経験
- 海外で仕事
- 起業経験
- 企業買収
- 育児をしながら管理職経験
- BtoC
- BtoB
- スタートアップ
- 転職
- 転勤
- 昇進
- 移動
- 既存営業
- リーダー
- マネージャー
- 新規営業
強み
- リーダーシップ
- フォロワーシップ
- コミュニケーション能力
- 企画力
- プレゼン力
- 情報収集力
- 成長意欲
- チームワーク
- 共感力
- 継続力
- 創造的能力
- ルール厳守
- マナー
- 誠実性
- 主体性
- タフさ
- 柔軟性
- 異文化理解
- 問題分析
- 問題解決
- 改善思考
- 傾聴力
- 計画力
- 進捗管理
- 人材育成
- 指導
- 目標設定
- 戦略策定
- 影響力
- 自身
- 組織コミットメント
以上、タグ分類は、「転職2.0」 より引用
能力を掛け合わせる
どうでしょうか?
いくつか#タグは見つかりましたか?
意外と自分では当たり前と思っている能力が、#タグとなることがあります。
さて、#タグが見つかった。
その次は、どうしたらいいのか?
それは、掛け合わせる
掛け合わせる時にポイントなのがホットな領域と掛け合わせる
ホットな領域、つまり、AIやSDGS、そしてドローンなど。
そして、いかにライバルを少なくするかが、勝つ秘訣!
タグの掛け合わせで、皆がやってないことを探すことです!
向いている仕事を探すポイント
業界と職種のどちらかを固定する
業界とポジション、どちらか固定して探す!
全く違う業界、違う職種で転職してしまうと失敗することが多いです。
どちらかを固定することで、転職の失敗を減らせます。
例えば、
「通信業界で営業やってきたけど、今度は、同じ業界でマーケティングにチャレンジしてみよ」
「金融業界で営業やってきたけど、今度は、同じ営業で業界を変えてみよ」
仕事を業界とポジションのどちらかに軸を置いて、転職することでミスを減らせます。
有価証券報告書を見る
もちろん転職の時は転職サイトや求人情報を見ますよね。
それと、もう一つ見た方がいいものがあります。
それは、有価証券報告書
有価証券報告書は、企業が投資家に向けてお金くださいねって資料です。
有価証券報告書なんて見たことないですよね。
「見方がわからない!」
大丈夫です。
最初にサマリーと呼ばれる要約文があるのでそれを見るだけで十分です。
どうせ転職するなら、イケてる業界に行いきたいですよね。
そのためにはまず、業界1位の会社をみる!
そうすると何がいいのか?
業界全体のトレンドがわかる
と言うのも、2位、3位をみても業界全体のことを把握できないんです。
2位以降は業界1位に負けないための取り組みを書いていることが多いから。
大企業 or ベンチャー企業 どっちが向いてる?
大企業とベンチャー企業、どっちが自分に向いているんだろう?
もし、自分は与えられた仕事以上のことをやりたいなら、ベンチャー企業向き。
与えられた仕事に専念したいタイプは大企業向き。
大企業では、与えられた仕事以上のことをしようとすると、他人とぶつかります。
言われたことをこなしたいタイプの人。
そんなタグを持っている人は大企業向きです。
発信して見つけてもらう
これからは、自分から求人に応募する時代じゃない!
見つけてもらう時代。
新卒一括採用は変わりつつあって、企業はいつも欲しいタグを持った人材を探している
「君、こっちこない?」
SNSで誘われる時代です。
芸能でも、美少女フランプリをやってたのは昔の話。
今は、キックトックから可愛い女の子をズバッと引き抜くようです。
だから、常に個人は発信していないといけない!
企業も採用の仕方がジョブ型に変わって、即戦力をハッシュタグ付けでサーチングしています。
今の時代、発信力が命!
ゆるい繋がりでも、それが仕事になる可能性は十分あります。
旧型の人脈じゃなく、SNSのような新型のネットワーク構築が大事になってきます。
これからは、他社や他業種の人とゆるく広く繋がることが大事!
コミュニティーに参加して発信する。
「僕はこんなことできますよ!」
「こんなことでお役に立てますよ!」
皆さんSNSをどう使ってます?
コミュニティーどう使ってます?
場当たり的に使ってません?
ポジション思考で、目的地までにこう言うスキルを見い付けていこうという発信。
ゴールから逆算してSNSを発信していきましょう!
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